第17話では、今の自分にはみーちゃん(未知)やりょーちんみたいにはっきりとした将来はないと落ち込む三生に共感するモネでした。
ひとり街に繰り出した耕治は、お昼なのに居酒屋から出てきたりょーちんとりょーちんの父・新次とばったり再会しました。
天気が崩れ突然降り出した雨、原盤(カキの赤ちゃん)を今すぐあげに行くぞと言う祖父・龍己に未知は、自分の研究だから自分で決めると言い争いになりました。
第18話では、未知と龍己に、決着は付くのでしょうか?耕治は、新次となにを話す?
この記事ではNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」の第4週、第18話のあらすじネタバレを感想と考察と一緒にまとめています。
新次の過去
モネは、洗濯物を取り込む時に見てしまった未知と龍己が言い争っていたことを亜哉子に話しました。
その時、耕治から電話がかかってきた亜哉子は、モネから聞いた話を耕治にしようとしますが、
耕治「悪い!人と一緒にいる。新次に会った。ちょっと飲んでくる。」
と耕治が言い、了解しながらも少し心配そうな顔をする亜哉子でした。
一方、耕治は新次と居酒屋のカウンター席で一席空けて座り一緒に飲んでいました。
少しの沈黙のあと、先に新次が口を開き耕治にトランペットはまだ吹いているのかと尋ね、メンテナンスだけしていると話す耕治に、新次が言います。
新次「もったいねぇな。」
また、少しの沈黙のあとに今度は耕治が言いました。
耕治「もったいねぇのはお前だよ。才能の塊だろ。亀嶋の新次って言えば。及川新次が乗って魚群が当たらない日は、一度もないと言われてた。」
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1402404075036200965?s=20
新次は、「いつの話だよ。」と言って、長居していると息子(りょーちん)がうるさいからと言って帰ろうとしました。
外は雨が強くなってるんじゃないかと言って耕治は、持っていた折りたたみ傘を新次に渡すと新次は、言いました。
新次「昔からお前は準備がいい。俺の船の時もそうだった。お前の判断は正しかった。でも、どうしようもなくなるってわかっててもなんとかするのがお前(銀行員)の仕事だろ!」
何も言い返すことができない耕治、泣きそうな顔をしていました。
気仙沼でのカキ養殖業の現状と未来
雨は、降り出した時より強くなっていました。
日も暮れて暗い中、龍己がひとり船で沖に出る時、追いかけてきた未知が自分も行くと言いますが危ないからとそのまま龍己はひとりで行き、足を怪我して帰ってきます。
ずっとうつむいて座ったままの未知。
雨が降り出した時に原盤をあげちゃえば良かったと言う亜哉子に、少しでも長い時間置いて種の数増やしたかったと未知は言います。
龍己が、今は暗くなってから海に出てない、雨も降ってる、暗くなる前には原盤をあげなきゃいけなかったと亜哉子が言い返します。
そのやり取りを聞いていた龍己がもう大丈夫だからと言ってこの話題を終わらせようとしますが、
亜哉子「未知が一生懸命やってるから、おじいちゃん付き合ってくれてる。研究熱心なのはいいけど、それでおじいちゃんが怪我したら意味ないでしょ。」
龍己「亜哉子さんもういいですよ。俺がしくじったんだから、怒ることないよ。たかが、高校生の自由研究です。」
未知「たかが・・・」
未知は、立ち上がって龍己に近寄り、自分の思いをぶつけます。
今、地場採苗はどこも始めていて種ガキを買うことに頼っていたら、そこがダメになった時にどうしようもなくなると話す未知。
気仙沼は、水深が深くて種がついても育ててやる場所がないから、種を買うのが一番いいと返す龍己。
未知は、気仙沼にも浅瀬はあるから支柱を立てることぐらいできると言います。
龍己「誰が立てる?失敗したらどうなる?お金は?費用は?」
未知(高校生)相手に現実的な話をはじめる龍己に耕治が止めに入ることで、未知はますますヒートアップしてしまうのでした。
仲直りのハット汁
未知「違う!おじいちゃんもお父さんも、高校生だからってなんで言うの?地場採苗は実現しなきゃいけない。データもある。本気でやってよ。」
亜哉子が、何か言おうとするも耕治に止められました。
耕治は、未知に謝り養殖業の未来を考えていることに理解を示しながらも、龍己がカキの養殖業を元に戻そうと3年間大変な思いをしながら頑張っていてやっとなんとか元に戻ってきたこと。
今から本気で地場採苗をやるのは無理、未知の夢には手がまわらないと言い、おじいちゃんのカキでバンバン儲けてとお金の話を亜哉子とするのでした。
その話を聞いた未知は思わず言ってしまいます。
未知「お父さんは、お金の話ばっかり、さすが銀行員。借金は悪で返済は正義!そうやってりょーちんのお父さんの船諦めさせたんだね!りょーちんの家、あんなに大変だったのに!」
これには、亜哉子も思わず怒らずにはいられませんでした。
何も言えない耕治、驚いた顔の龍己、その場の張り詰めた空気を変えようとモネは、耕治の笛を吹いておどけて見せて、登米名物のハット汁を作ってあげるから手伝ってと言い出しました。
亜哉子はお腹が空いたねと言うと、耕治と一緒にモネを手伝います。
遅れて龍己もモネを手伝いやってきますが、未知だけは隣の部屋でうつむいて座ったままでした。
モネ「みーちゃんも手伝って。」
モネの言葉で、未知もみんなの元にやってきます。
未知「ごめんなさい。」
謝る未知に、耕治が「いいって。」と言ってみんなで仲良くハット汁を作って仲直り。
その夜、モネは部屋の電気もつけず、月明かりを見つめながら涙を流しているのでした。
おかえりモネ第18話の感想と考察
第18話は、なかなか重く未知と龍己が始めた言い争いは、耕治と亜哉子も巻き込むほど大きくなって仲直りしないんじゃないかとヒヤヒヤさせられました。
龍己には漁師としての昔からの経験や知識があるし、未知はカキのことを大切に思っていて2人とも家業のことを思っての大喧嘩。
新次のことになると、耕治と亜哉子が悲しそうな顔をするのは新次が今のようになってしまった責任は自分にあるという思いが耕治にあったのですね。
喧嘩をしているわけではありませんが、わだかまりがいつか溶けてくれること、新次に立ち直れる日が来ることを願わずにはいられません。
みんなの喧嘩を仲裁し、明るく振舞いながらも人知れず涙を流していたモネに心が痛みます。
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