毎年バレンタインの季節になると必ず「バレンタインはめんどくさい」という声が聞こえてきます。でも、まわりに「バレンタインはめんどくさいからやめたい」なんて言いにくいですよね笑
チョコがいいのか他のお菓子がいいのか、どのくらいの関係性の人まで渡すか、などなど考えるのも面倒。
さらに、職場の女性一同で男性全員に渡す時の幹事を任されて集金したり、お局さんのご意見をうかがったり、買い出しに行ったり、チョコ嫌いな人には何を渡すか気を使ったり、お金かかるわ精神すり減らすわでめんどくさいことこの上ないイベント。
それがバレンタインです(泣)
バレンタインがめんどくさいと思っている人は思った以上に多くて、マイナビのアンケートだと60%以上がめんどくさいと回答していますし、エアトリが行った調査では70%以上の人がバレンタインに関してネガティブな回答をしていると言う結果に。
半分以上の人はバレンタインがめんどくさい、迷惑だ、やめたいと思っているわけですが、実際やめちゃっても問題はないのでしょうか?
結論から言うとほぼ問題ないですが、いきなりやめるのはあまり良い結果に繋がらない可能性が高いです。
というのも、めんどくさいからとバレンタインをやめた人の中には、職場で居心地が悪くなったり、恋人との関係がギクシャクしたりと言う体験をしている人もいるからです。
この記事ではバレンタインをめんどくさい・迷惑と感じる人たちの本音や理由、そしてバレンタインのやめ方についてご説明していきます。うまくバレンタインをやめられるといいですね!笑
目次
バレンタインをめんどくさい・迷惑と感じる男女の理由
男女ともにバレンタインを面倒と思っているわけですが、それぞれの本音や、面倒だと感じる理由をみてみましょう。
女性がバレンタインをめんどくさいと感じる理由
・好きな人にはあげたいが、馬鹿にされたりするのが面倒
・みんなに配るのは負担が大きい
・あげないといけない雰囲気が嫌
・義理チョコあげて勘違いされるのがめんどくさい
とにかく色々気を使うし、その割に報われることがないのがきついんですよね。
男性がバレンタインをめんどくさいと感じる理由
・ホワイトデーのお返しがめんどくさい
・好きでもない人からもらっても困る
・イベントが苦手
・お返しにチョコよりも高いものを期待される雰囲気が嫌だ
・もらえないことが恥ずかしいみたいな雰囲気が嫌だ
・そもそもお菓子メーカーの戦略でしょ?笑
男性は男性で色々な理由があるようです・・・。
それでは、めんどくさいくて迷惑でしかないバレンタインを止めるための、具体的、かつ有効性のある方法をみていきましょう。
職場のバレンタインをやめる方法
バレンタインがめんどくさいと思っても、いざやめたいと思った時に気になるのが「人間関係が壊れないか?」です。職場での人間関係の悪化は、場合によっては生活や収入に影響してきますので、慎重に考えたいところです。
職場でのバレンタインを安全にやめるには、上司や社長等にお願いして職場全体を「バレンタイン禁止」にしてもらうことです。自分だけやめてしまうと、人間関係に影響が出てしまう可能性が高まります。職場の上司に信頼されていたり、頼み事をしやすい関係であるならばお願いしてみましょう。
とはいうものの、お願いするにも理由が必要です。上司が男性ならばバレンタインを期待している可能性もありますしね笑
上司にお願いする時のポイントとしては、次の点を強調しましょう!
「(もちろん本音はめんどくさいからだけど)私が個人的にめんどくさいから辞めたいわけではない。」
「バレンタインというイベントがあると女性社員が気を使ってしまったり、男性社員が浮かれてしまったりで仕事に身が入らなくなる。禁止にした方がみんな余計な事に気を遣わなくて済み、結果として職場全体の業績が上がると思う」
このように伝えることができれば、「職場全体のことを考えてくれる経営者目線のある優秀な社員」認定され、上司からの評価も上がる可能性があります。
さらに、もう1つのめんどくさいイベントであるホワイトデーも自動的に中止になるでしょうから一石三鳥ですね。上司をうまく活用してバレンタインを中止に追い込んでみましょう。
友達同士のバレンタインをやめる方法
友達同士のチョコレート交換(友チョコ)をやめるには、事前に友達に告げておいた方がいいですね。相手はくれたのに自分はあげない、となるとかなり気まずいです・・・。お互いの予算感もわからない状態だと、値段にかなりの開きがあった場合も気まずいですしね。
例えばこんなふうに伝えてみるのはどうでしょうか?
「最近ダイエットしてて甘いもの控えてるんだよね。もしよかったら今年のバレンタインはチョコじゃなくてご飯とかお茶にしない?」
「彼氏が『自分以外の人にチョコあげないで欲しい』ってうるさいから今年はちょっとチョコ交換できなそうなんだ。」
基本的には自分以外のもののせいにして、共通の敵を作る感じですね笑
それなりに納得感のあるちゃんとした理由があれば、友達ならば理解してくれるはずです。

恋人同士のバレンタインをやめる方法
意外と多いのが「恋人同士のバレンタインの習慣をやめたい」というもの。イベント好きな人ならいいですが、イベントが苦手な人って結構いるんですよね。クリスマスも何もしないで普通に過ごしましたと言う人も実はたくさんいますから。
恋人同士のバレンタインをやめたい場合は、相手とよく相談した方がいいです。相手もイベント嫌いと分かっているならば、案外すんなり止めることができると思います。
大変なのは、相手がイベントが好きだったり、大事にしている場合です。初めて会った日をちゃんと覚えてくれてたり、交際記念日などに必ず一緒に食事にいくなどの場合はイベントを大切にしている証拠です。
そういう相手にいきなりバレンタインの停止を相談するのはかなりリスクも伴います。
「相手のことは本当に大切に思っているが、バレンタインイベントが自分にとって苦痛になっている。」
「これからも良い関係を維持していきたいので、もしよかったら今回はバレンタインなしにしない?」
こんな感じで、丁寧に自分の考えを伝えるべきことを伝えるのが良いです。本当にあなたを大切に思ってくれているパートナーならば、あなたからの真剣な相談を受けて「じゃ、別れよう」とはならないでしょう。
面倒なバレンタイン、やめる前にコミュニケーションを
男女ともにめんどくさいと思っている人が多いバレンタイン。本音では「バレンタインなんか無ければいいのに」と思ってる人が多いものの、いざ実際にやめようとするといろいろ考えなければならなくなります。
バレンタインをやめるにあたり、職場、友達、恋人とそれぞれに相談するべきですし、面倒だからと相談しないと痛い目に遭うかもしれません。
できることならやめない方が今後もいい関係を続けていける可能性が高いので、いきなり止めるのではなくまずは、まずは相談してみましょう。相談することすらストレスになってしまう場合、もしかしたら、これまで通りのバレンタインの方が楽かもしれないので天秤にかけてみるのもいいですね。