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ミャンマーデモ理由まとめ。現状や原因をわかりやすく簡単に解説

ミャンマーデモ理由まとめ。 現状や原因をわかりやすく簡単に解説

2021年2月1日に発生したミャンマー国軍によるクーデターにより発生したミャンマーデモ

デモの原因となったクーデターはどんな理由で起こったのでしょうか?

このページでは、デモの発生理由やミャンマーの現状、原因をわかりやすく簡単にまとめ、解説していきます。


ミャンマーのデモはなぜ起きた?原因やきっかけ、いきさつ

ミャンマーのデモはどのような理由があって起こったのでしょうか?

わかりやすく簡単に解説すると、そもそもの原因は2020年11月の与党・国民民主連盟(NLD)が大勝した総選挙にあります。

この選挙では故人が有権者名簿に多数含まれており、国軍はそれについて二重投票などの不正を訴えていました。

しかし当時、事実上トップであったアウン・サン・スー・チー氏が率いる政権がこの訴えを認めませんでした。

その理由は、選挙管理委員会が投票後の有権者の指先に消えない特殊なインクを付けて『二重投票』を防ぐなどの措置を取っていたからです。

この理由から有権者名簿に故人が登録されていても、選挙は校正に行われており国軍の主張には無理があるとされました。

不正の訴えが認められなかった国軍。

民主制でも、自分たちの方がスー・チー政権よりも国を上手に運営できる自負があったようです。

また、形だけとはいえ憲法に準じて、国軍総司令官への権力の移譲がされたのも原因の1つです。

その理由は権力移譲により現状は民主制であるが、説明さえあれば民主制の下での政変として認められるとの認識があったのではないかと推測されています。


ミャンマーのデモに対する海外(日本含む)の反応は?

ミャンマーデモに対する現状での海外の対応は厳しく、欧米の経済制裁と歩調を合わせた段階的な制裁を行う必要があります。

アメリカでは、2月11日にミャンマー国軍が国内に保有する資産の凍結などを行いましたが効果は薄く、これから段階的に強まる予定です。

今までは資金などの援助をしていましたが、日本はアメリカとの関係性から現在は新規援助の凍結という姿勢を示しています。

SNSに寄せられたミャンマーデモに対する日本国民の反応をまとめました。

みなさん、ミャンマーデモの現状に深い悲しみを抱いています。

日本在住のミャンマー人の声

ミャンマーデモの悲惨な現状の中で日本に在住しているミャンマー人は何を思うのでしょうか?

SNSにあがっているものをいくつか紹介します。


デモはいつまで続く?どうなったら終わるの?

クーデターが始まって2021年4月時点で2ヶ月が経過しましたが、いつになったら終わるのでしょうか?

また、どうなれば終わるのかわかりやすく簡単に解説します。

デモの原因は国軍のクーデターによるものなので、簡単に言えば国軍のクーデターが終わり、民主制が国全体に浸透すれば終結します。

しかし、現状はそんなものではありません。

国軍がデモ参加者を銃で射殺などしてますのでそう簡単には終わらないと推測します。

では、このままずっと続くのかと言われるとそうではないです。

欧米の制裁活動が効果を発揮し、国軍の力が弱まればデモの終わりも近いとテレビで解説されています。

日本への影響は?

デモによって日本への影響をまとめて解説します。

今回のデモは日本権益が直接の目的ではないので、日本大使館が発表する情報をまとめ、守っていれば問題はありません。

しかし、直接的にはなくても間接的な影響が出てきます。

現状では、東京や名古屋のミャンマー大使館前でミャンマー人による抗議活動が行われています。

この他にもビール大手のキリンはミャンマーの国軍と取引が指摘されているミャンマー企業との提携を打ち切ると発表。

ミャンマーで製造している自動車部品などの納入が停止するなどの影響がでています。