ビッグコミックスピリッツで掲載中の「アオアシ」、268話のあらすじネタバレと感想となります。
第268話
267話では北野を中心に北野以外の１０人全員が北野の意識を共有するという青森の戦略が明かされました。
何度もピンチになるエスペリオン。
青森に対して有効な策はあるのか？
それでは268話のネタバレをみていきましょう。
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アオアシ268話のネタバレ、あらすじ
【最新話まで網羅！】アオアシのネタバレとあらすじ感想、考察まとめ
「味方全員が自分の意図した通りに動いてくれる」
そんな極端なことを徹底してやられたらどうなるのか？
そう、会いたいするエスペリオンのポジショニングが狂ってくるんだ。
話し合うエスペリオンの監督、コーチ陣
「サッカーとは元来ポジションの穴をついてボールを運ぶスポーツだ。」
「チームは穴ができないようお互いカバーして埋めあっていく」
「だが、完璧な司令塔の統制に完璧に味方が従うならば、そもそも穴となるようなミスが発生しないことになる。」
「すると、穴ができていくのはエスペリオンばかり」
「これまで最強の強みだったポジショニングの感覚は狂わされ、わからなくなっていく」
つまり今、敵味方フィールド上の２２人全てが北野蓮１人にコントロールされている
「エスペリオン、、、このチームは最高だ。」
「その皇帝を僕が潰す、、、たまらない」
つぶやく北野蓮
「この常識破りの陣形、、、戦い方を過去一度だけ成立させたチームがあるよ」
「2001年、黄金期のJ1・磐田。」
「陣形の名前は『N-BOX』」
舞台は青森のミーティングシーンへと移る。
「『N-BOX』夏場に集中訓練した陣形だ。あれを今からやれと成宮さんの指示だ。」
磐田がただ一度のレアル・マドリード戦に勝つために生み出した陣形の名称。
従来の形で十分に満足していた当時の磐田の選手からの不満が続出したと言われている。
「無理です」
青森の藤長は言う。
夏場で無理なことはわかったじゃないか、蓮一人でここまで来れたわけじゃ・・・と抵抗する。
そんな藤長に成宮監督が言う
「それが本音だ。お前が拒否するのは戦術的な理由ではなく、お前のプライドだ。」
再起をかけて青森に来て、高校2年で司令塔に抜擢された藤長
しかし、高校3年の今年中等部から上がってきた北野蓮に突然ポジションを奪われた彼のプライド・・・
「俺の築き上げたものが一瞬で・・・」
でいなかったんじゃない、無意識に拒絶していたんだ。
最初は青森のきつい環境に必死にしがみついてくるが、通用してくると小さなプライドが生まれ始まる。
絶対王者の青森・・・その一員であると言う自負が、初心を忘れた弱さになっていく。
そしてまた負ける人生に戻るんだ。
青森に来る前のように。
諭す成宮監督。
「このままじゃ負ける！」
みんなを鼓舞する羽田。
彼もまた槇村同様に、エスペリオンから青森に来た１人。
「レンありきのサッカーをやることが苦しくないのか？羽田！」
「苦しいに決まってるだろ！」
「あいつらはな極端な話、今日勝たなくなったいいんだ。育成のための集団だからな！」
「ここで優勝逃したって最終的にプロになれれば良いって奴らなんだよ！」
「俺たちはどうだ？高校サッカー、結局その年どこが優勝したかって話だろ？あと残るのは」
「今日負けて、誰がいつまで俺たちのことを話してくれる？」
「それを『負けてもあとがある』とどこか頭に残ってるあいつらなんかにどうして負けられる？」
「俺たちの存在価値が勝つことしかないんだ！上等だ！だから俺はこの青森で成長できた。」
「俺はやるぞ！誰がついてくる！？」
捲し立てる羽田！
次第に羽田に説得されるチーム。
「蓮のおかげでここまでこられた。」
「レンを支えます」
チームが一丸になる。
「みんなN-BOXで行くと決めたようだ。信じてくれた仲間に、何か言うことはあるか」
成宮監督が北野蓮に問う
心を決めた青森に翻弄されるエスペリオン・・・
アオアシ268話の感想と考察
エスペリオンのピンチの裏には、青森イレブンの決意が隠されていました。
点を決められる・・・・焦るエスペリオン。
無双状態の青森に、蓮に決められてしまうのか？
次の269話も楽しみに待ちたいと思います。
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