現在、ヤングマガジンで連載中の人気漫画「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」。
単行本も13巻まで発売され、SNSを中心に話題の作品です。
作者は、実写映画化もされた大人気漫画「BECK」や、傑作コメディー漫画「ゴリラーマン」で有名な、ハロルド作石先生です。
しかし、大人気作品でありながら休載が多く、最新刊の発売予定も未定とされている作品でもあります。
今回は、7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの休載が多い理由について調べてみました。
また、連載再開の目途や無事完結するのかについての考察、作者であるハロルド作石先生のプロフィールについてもご紹介していきます。
目次
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの概要
本来は「7人のシェイクスピア」という題名で、2010年よりビッグコミックスピリッツにて連載を開始しました。
単行本を第6巻まで発売後、一度完結し、ヤングマガジンに移籍をすることに。
タイトルを「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」に改め、2017年から連載開始をし、単行本は現在13巻まで発売しています。
イギリスの有名劇作家、ウィリアム・シェイクスピア複数人説を参考に、理不尽な格差社会と闘いながら7人の男女が多彩な才能を持ち寄り作品を作り上げていく歴史漫画。
作中では、シェイクスピアの有名な作品も数多く登場しており、誰もが一度は効いたことのある「ロミオとジュリエット」も描かれています。
漫画好き以外にも、シェイクスピアの作品が好きな方でも楽しめる作品なのでぜひ読んでみてもらいたい作品になっています。
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTのあらすじ
1600年代、ロンドンでは庶民の娯楽として芝居を多く好まれてきた。
しかし、庶民に対し娯楽を与える風潮を良く思わなかった権力者の一部が、庶民から娯楽を奪うために暗躍を始める。
主人公のランス・カーターと他、男女6人はそんな格差がはびこる社会で理不尽な目に遭わされ、居場所をなくしていたが、運命による引き合わせで出会うことになる。
ランスを含めた7人は、それぞれ人とは違う才能を持っていた。
そこで、7人は「ウィリアム・シェイクスピア」という一つのペンネームを使い、それぞれの特技を活かした作品を協力して作り上げ数々と発表していく。
ウィリアム・シェイクスピアの作品は数多くの人々に評価され、世界中に名を知らしめることになっていく。
貧富の差や、人種的差別が当たり前だった16世紀で数多くの理不尽や苦難と戦いながら成長していく「7人のシェイクスピア」の生涯に迫った作品です。
作者・ハロルド作石のプロフィール
名前:ハロルド作石(本名:作石貴浩 さくいしたかひろ)
生年月日:1969年3月16日
年齢:52歳
出身:愛知県春日井市
血液型:AB型
代表作:「ゴリラーマン」「BECK」
プロレスが好きであり、ハロルド作石という名前は、プロレスラーの「ハロルド坂田」が由来で、ゴリラーマンを連載していた当時、編集長からハロルドも作石も言いづらいと言われてしまった逸話があります。
自身の作中では、実在するプロレスラーや他作品のキャラクターを登場させることも多々見られます。
藤子不二雄A先生の自伝漫画「まんが道」に影響を受け、漫画を描くようになり、成人漫画を専門とする漫画家・大島岳詩を師匠とし漫画家への道に進みました。
受賞歴:1987年 第17回ちばてつや賞優秀新人賞受賞(そうかいはん)
1990年 第14回講談社漫画賞一般部門受賞 (ゴリラーマン)
2002年 第26回講談社漫画賞少年部門受賞 (BECK)
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの休載が多い理由は?
ハロルド作石先生が休載している理由を調べてみましたが、明確な理由はわかりませんでした。
ストーリーに煮詰まっている説、絵やストーリーを満足するまで書き直しているため遅れている説。
また、ハロルド作石先生が何らかの病気を患っている説などがネット上で噂されています。
あくまでも読者の憶測でしかないため、はっきりと断言できる情報を掴むことができませんでした。
しかし、Twitter上でこんなツイートを発見しました。
ヤンマガで連載中のハロルド作石『7人のシェイクスピア』も、今回で無期限休載に入ってしまわれるとのこと。理由は構想を練るためのことですが、やはりコロナへの対応という意味合いもあるのでしょうか。マンガ制作は労働集約型産業なので、この調子だと、今後も休載になる作品は増えそうですね…>RT
— 水城 萌 (@Mizukimoe) April 12, 2020
休載の理由は、構想を練るためだそうです。
また、コロナ禍ということもあり感染対策なども考慮されているということもあるとのこと。
実在する歴史的人物であるため、様々な資料を持ちいらなければならない作品のため、納得できますね。
シェイクスピア複数人説を元に描かれていますが、この説に否定的な学者もいることからストーリーの構想には一層気を張らなければなりません。
そのため、長期的に連載を続けていくうえで、とても大切な休載期間なのではないでしょうか。
とても有力な説だと思われます。
しかしながら、公式ホームページや、公式Twitterでは名言されておらずこの情報が確実とは言い切れません。
ネット上の声
「7人のシェイクスピア」(ハロルド作石)面白くて読んでいるのですが、最近新刊出ないなーと思ってたら休載してるんですな…。いろいろと心配。 #7人のシェイクスピア
— すとこ (@stokow) June 13, 2021
ハロルド作石「7人のシェイクスピア」第13巻読んだ。圧巻。しかし、ちょっと気になるのが、ここで終わりということではないよな。連載をチェックしようとしたら、休載になっていたし、単行本に次巻はいつ刊行、と予告されていないし。これで終わりではちょっと尻切れトンボになってしまう。
— 櫻田雅昭 (@ryomisawa) August 6, 2020
うーむ、相変わらず面白い(ヽ´ω`)
無期限休載になっちゃったけど、早めに再開してほしいなあ。この本を読んでみてください: "7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(12) (ヤングマガジンコミックス)"(ハロルド作石 著)https://t.co/Gjq4Z5U6xU pic.twitter.com/vb6xp0aeZW
— ざく (@MS_06w) May 13, 2020
Twitter上でも、7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの無期限休載に対しさみしさを感じている読者が多く見受けられました。
現在、構想を練っている最中とのことなので、連載再開時にはより一層面白い作品になっていることを楽しみにしましょう!
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの連載再開予定はいつごろ?完結できるのか?
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの休載理由は何とか見つけられましたが、連載再開についての情報は得られませんでした。
現在わかっているところだと、無期限の休載を宣言されたところまでなので再開の目途が立っていません。
また、「無期限」という部分が気になります。
無期限休載のまま人知れず未完で終わってしまうのではと思う方も多くいると思います。
しかし、数々の連載を完結させてきたハロルド作石先生です。
ご病気にならずご自身が納得のいくストーリーが完成すれば、読者も納得のいく内容で完結できるのではないでしょうか。
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICTの連載再開に期待
休載を繰り返してもなお、多くの読者から支持されている7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT。
13巻発売以降は、構想を練ることに集中するため無期限休載となってしまいました。
連載を楽しみにしている読者から大変惜しまれていますが、休載が明け、連載再開した際には誰も予想してなかったであろう物語が描かれていくのだと思います。
楽しみにしている分、その嬉しさや楽しさは計り知れないものになると思うので、連載再開を期待しましょう!