第16話では、お父さんに合わせる顔がない同級生の三生はしばらく永浦家に居候し、龍己の仕事を手伝うことになりました。
モネの妹・未知は、カキの養殖について本格的な自由研究をしています。
未知はたくさんカキの赤ちゃん(浮遊幼生)がついて大喜び、次の段階の海へ原盤を下ろすのは今日か来週か龍己と相談しながら、悩みながら当日決行の決断を下したのでした。
第17話は、漁師になったりょーちんやカキの研究に熱心な未知を見て落ち込む三生とモネの本音、耕治が街で偶然りょーちんを見つけた時の話です。
この記事ではNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」の第4週、第17話のあらすじネタバレを感想と考察と一緒にまとめています。
三生の気持ちとモネの本音

未知が海へ原盤を下ろすところをモネと三生は、一緒に見ていました。
その帰り道でのこと、1台のバイクがモネと三生のいる方へ向かってきて、
三生「親父・・・」
三生は、バイクに乗っているのが自分の父であることにいち早く気が付き、2人あわてて近くにあった看板の裏に、身を隠したのでした。
家に着いたモネは、台所にいた母・亜哉子と話します。
モネが登米で買ってきたお土産の登米の木でできたお弁当箱を見て、喜ぶ亜哉子にモネは嬉しそうに少しはにかみながら言います。
「初めてお給料をもらったから・・・今度は山の材料で作ったお皿とかにするね。」
お土産が入っていた袋の中には耕治が作った笛も入っていて、ひどい音がするね、音が出るものが好きねと言って2人は笑い合うのでした。
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1402043963847155716?s=20
一方の三生は、家の外で1人遠くを見つめたそがれていたので、モネが近づきどうしたのかとたずねます。
三生「親に高いお金を払わせてロクに授業も受けずに、寺を継ぎたくないなんてなんなんだよ。坊さんになりたくないなら、大学辞めて就職しろって自分が親なら思う。」
うなずくモネ、三生は続けます。
「このまま坊さんになっていいのか、自分の中でもうひとりの自分が叫んでいるわけよ。」
それを聞いたモネは、三生のそういうところも嫌いじゃないと言いました。
すると三生は、未知は水産高校行ってると言ってもまだ2年生なのに将来に向けて動き出していて凄いし、りょーちんは漁師になるって言って実現している、自分だけ馬鹿みたいだと言いました。
モネ「そんなことはない。私もだよ。」
実は、モネも三生と同じ気持ちを抱いていました。
それでも三生は、モネにちゃんと就職してるから凄いんだと言いますが、
モネ「ちゃんとはしてない。おじいちゃん(龍己)の知り合いに預けられただけ。ただ島を離れたかっただけで・・・」
と本音を話すモネでした。
三生がモネになにか聞こうとしたとき、耕治が家から出てきて話し込む2人に勉強しろ、なにか手伝えとうるさく言ってきて話は遮られたのでした。
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1402041689150210050?s=20
龍己とサヤカの出会い
2人にちょっかいを出している耕治を見た亜哉子は、耕治にヒマそうだと声をかけます。
耕治が三生とモネを大声で呼び、3人でバーベキューの準備を始めることになりました。
バーベキュー台を置く位置を三生に指図する耕治が、夜になると風が街の方から吹いてくるという風向きの話をしました。
モネは、不思議そうに「風・・・」とつぶやき空を見上げるのでした。
モネは薪を取ってくるよう指示され向かい薪の1本1本が何の木なのかひとりつぶやくモネ、それを聞いていた龍己がモネのところにやってきます。
耕治の声が朝からうるさくて眠れない龍己なのでした。
龍己「船は、木で出来ているし、オールも釣竿も木。昔の漁師は木に詳しい。いい木を持っている山主と仲良くして、大事にしてきた。」
モネ「それがサヤカさんだったんだ!」
思わぬところで、龍己とサヤカの出会いが明らかになり、龍己はサヤカのことは苦手だと笑います。
クヌギの木がわかったら凄いと褒める龍己に、モネは山にいれば普通のことだと謙遜するのでした。
龍己「明日、雨かも知れない。」
空を見てそう言う龍己の言葉に、不思議そうなモネでした。
木(薪)の匂いかいで、山の匂いを思い出し嬉しそうなモネは、龍己と未知と幼少期に行った山、龍己の言葉をまた思い出しました。
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1402042697041522693?s=20
耕治、街でりょーちんを見つけた先に・・・
翌朝、永浦家のみんなと三生が朝ごはんを食べています。
TVでは朝岡の天気予報、来週にかけてかなりの雨量が予想されると言っていて、それを聞いた龍己は未知に原盤をなるべく早くあげたほうがいいとアドバイスします。
まだ17時間しか経ってないからと長くつけておきたい未知とせめて夕方までだと言う龍己でした。
休みだから買い物でも行く?亜哉子がモネを誘っていると、自分も街に用事があるからと一緒に行きたがる耕治。
モネは未知が原盤あげるところを見たいからと断ったので亜哉子と耕治で2人だけで?と思いましたが亜哉子も断り、結局耕治はひとりで街に行くことになりました。
三生は、寺(実家)に一度帰って話してきてダメそうな雰囲気なら永浦家に戻ってくるように耕治に言われました。
街に出た耕治、用事とはメンテナンスに出していたトランペットの引き取りでした。
楽器店を後にした耕治は、居酒屋の出入り口でたたずむりょーちんの姿を見つけるのでした。
居酒屋に入っていくりょーちんに、心配する耕治はあわてて駆け寄ろうとします。
その時、りょーちんが出てきて隣に誰かいました。
耕治に気が付くりょーちん、隣にいたのは酒に酔ってりょーちんに肩を貸してもらってやっと歩いている様子の新次(りょーちんの父)。
久しぶりだと新次が声をかけるも、悲しそうな顔をする耕治。
雨が降り出しました。
永浦家では、モネが洗濯物を取り込もうとしていると、
龍己「明るいうちに原盤あげるぞ。」
未知「私の研究なんだから自分で決める。」
と2人が言い争う声がしてくるのでした。
おかえりモネ第17話の感想と考察
高校を卒業してから初めてのお盆休み。
最近まで、頻繁に遊んでいた友達が数ヶ月ぶりに会っただけで立派な社会人になってたりして焦る気持ちよくわかります。
モネと三生は、どちらも家業を継がず島を出て現時点ではっきり明確な将来はない、共感することも多くみんなの前では言えなかった本音をさらけ出すことができて少しだけスッキリしたのではないでしょうか。
りょーちんの父・新次の今の姿も、少しずつ明らかになってきましたね。
耕治と新次の久々の再会の続きの話は、あるのでしょうか。
未知と龍己、お互いにカキのことを思うあまり言い争いになってしまいました。
果たして未知は原盤をすぐあげに行くのでしょうか?それとも、龍己が説得する?第18話に続きます。



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