この記事では、朝ドラ(連続テレビ小説)「おかえりモネ」第1週目(第1話~第5話)
のあらすじをネタバレありでまとめています。
第1週目のタイトルは、「天気予報って未来がわかる?」
「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち「森の町」登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音(愛称モネ)が天気予報”に興味を持つきっかけときっかけを与えた人物とは?
それでは「おかえりモネ」第1週目、第1話~5話を1話ごとのあらすじをネタバレでふり返ってみたいと思います。
目次
おかえりモネ第1週第1話 ネタバレあらすじ
1995年9月、台風12号で大荒れの日。
「海の町」宮城県気仙沼市の離島・亀島に住む永浦耕治は、漁師の及川新次に妻の亜哉子(あやこ)が破水して危険な状態なので船を出して欲しいと電話しました。
悪天候の中、家族や島の人たちの協力のもと船で気仙沼の病院に運ばれ赤ん坊は無事に生まれ『百音』(ももね)と名付けられ、すくすく成長していきました。
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2014年5月。
18歳になった百音は、高校卒業を機に親元を離れ「森の町」宮城県・登米で祖父の龍己(たつみ)の古くからの友人、新田サヤカの家に下宿しています。
サヤカは、大山主で伊達家(だてけ)家老の子孫といわれ周囲からは『姫』と呼ばれる町の実力者。
百音は、登米の「米麻町(よねままち)森林組合」で見習い職員として働き始めました。
森林組合の仕事は、山主から依頼された森林の管理をしたり、木材の加工販売をすることなどみんなの山と森を守ること。
森林組合には、サヤカが建てた診療所やカフェが併設されていて、小さい子からお年寄りまでだれでもいつでも来られる場所になっています。
百音の家族は、カキの養殖業を営む祖父・龍己と少し前に病気で亡くなって実はカキに生まれ変わった祖母・雅代、銀行で働く父・耕治と家業を手伝う母・亜哉子、2歳年下の妹・未知(みち)。
父・耕治は離れて暮らす娘・百音を心配して電話をかけますが、なかなかつながりません。
百音をすぐにでも連れ戻したい耕治は、下宿先のサヤカにも電話してしまいます。
耕治「(娘は)山のことなんて知らないんだからとにかく使えなかったら、すぐに戻してください!」
一方、母・亜哉子はサヤカに耕治の非礼を詫び百音のことを託します。
朝、テレビの気象キャスター朝岡の予報通り、急な雨が降り出したところにサヤカが現れ、
百音を山へと連れ出しました。
雨上がりのむかるんだ山道で、百音は足を滑らせてしまいその際、家族に「この島を離れたい」と告げた少し前の記憶が脳裏をよぎります。
ふと我にかえった百音の上空には、晴れ間が広がり虹色に光る雲。
百音がサヤカに声をかけると、サヤカは言います。
「彩雲(さいうん)だよ。見るといいことあるんだ。」。
百音は、笑顔になりもう一度空を見上げるのでした。
おかえりモネ第1週第2話 ネタバレあらすじ
百音は、サヤカの山にある樹齢300年のヒバの木の存在を知ります。
ヒバの木は、ヒノキにあこがれ明日はヒノキになろうと思いながら大きくなることから別名「アスナロ」と呼ばれている。
「ヒノキになれなかったともじもじしてるけど、この木はものすごくいい木なんだ。焦らなくていい、ゆっくりでいいんだ。」というサヤカの言葉から百音はヒバの木に見とれ、心揺さぶられます。
その後、森林組合に戻った百音は併設のカフェ「椎の実」からよねま診療所の医師・菅波光太朗に昼食を届けます。
口数が少なくそっけない菅波に百音はいつも緊張しまうのです。
森林組合の課長・佐々木翔洋は週末におこなう登米、伝統の能の定例会を控えてテレビの気象キャスター・朝岡が予報する「雨」予報を見てそわそわ。
その周りで、お天気よりも気象キャスター・朝岡に夢中のカフェ常連客。
翌日。百音は、佐々木に連れられ登米能舞台を初めて見に行き、感動します。
百音が舞台に見とれていると、サヤカが森林組合の参事・川久保と町内会長とヒバの木の伐採について話し合っている場面に遭遇。
「木は弱る前に切って活かすべきじゃないのか?能舞台の修繕用に切るのであって、木にとってもいいことではないか。」と言う川久保にサヤカは、少し考えることにします。
その日の夜、百音がサヤカを心配しているところ母から妹・未知がテレビに出ることを知らせる電話がかかってきます。
妹の出演を喜ぶ一方、水産高校での高校生が受け継ぐ取り組みを特集したニュースで、将来を見据えたしっかりとした発言をする姿を見て言葉を失う百音。
部屋にもどり一人、未知のインタビューを思い出しながら居眠りしてしまった百音は、小さい頃の夢を見ました。
サヤカの山で祖父・龍己が小さな百音と未知に、”山と海は繋がっている。世の中には何も関係ないようでいて、何かの役に立つことがたくさんある。”と言います。
すると現在の百音が龍己に「みんなの誰かの役に立てるの?」と問いかけたところで目が覚めました。
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翌日。百音が菅波にお昼を運ぶ際、”どうして医師になろうと思った”のか尋ねます。
菅波は、ほとんど話したことない人に言われることじゃないと言いながらも「人の命を救いたいからです。普通すぎる答えですいません。」と答えます。
そんな中、いつもテレビで見る気象キャスターの朝岡がカフェ「椎の実」に来客していて常連客は大騒ぎ。百音も見つけた瞬間驚くのでした。
おかえりモネ第1週第3話 ネタバレあらすじ
東京から人気気象キャスターの朝岡が突然やってきて、森林組合は大騒ぎになります。
彼は漫画家・石ノ森章太郎のファンで、登米で開催される原画展を見にやってきました。
そんな朝岡ですが、実はサヤカの知り合いだったことが判明しみんなを驚かせます。
サヤカの家(百音の下宿先)で朝岡の歓迎会が開かれ大盛り上がり。
その席で翔洋が朝岡に、サヤカとの関係を尋ねます。
サヤカは”隠し子だ”と言いみんなをびっくりさせますが、これは嘘。
サヤカと朝岡の関係が明らかになる前に、”一生独身”だと言う発言から百音がサヤカの孫=後の後継者ではないことが判明し、”この町も安泰だと思ったのに・・・”とみんな落胆し大騒ぎ。
百音は、サヤカの後継ぎと周りから期待をされていると感じ不安に思います。
歓迎会が終わり片付けをする百音は、跡継ぎを期待されていることに困惑しているとサヤカに打ち上げました。
サヤカは、”気にすることはない、あなたの好きにすればいい。これが私のやりたいことでないって思ったらやめていいんだよ。”と言い微笑みました。
「やりたいことって何でしょう。見つからないんですよね」と答える百音。
今の百音は、山が好きで森林組合の仕事をしたいう気持ちはあるけど、どうしてもこれって思う熱い気持ちがないことが悩み。
「ただ誰かの役に立ちたい。」と話す百音に、サヤカが誰かの役に立ちたいと思う気持ちは健全でもっと悩めと言い放ちます。その会話を隣室で朝岡が聞いていました。
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翌日、朝岡が森林組合が企画運営する『森林セラピー』を受けたいと申し出ます。
課長の翔洋は能の本番が控えているため、新しく導入しようとしているプログラム『ラフターヨガ』の案内を任せられた百音。
百音は、翔洋と共にハイテンションで朝岡を山へ連れていきセラピーを行うのでした。
おかえりモネ第1週第4話 ネタバレあらすじ
朝岡を連れて森林セラピーに出かけた百音と翔洋。
大きな声を出したりおもいっきり笑ったりする百音たちに、朝岡はビックリしますが腹の底から笑って少しスッキリした様子。
遂には、大声で「全国の天気予報で2分30秒じゃ短すぎるー!」と日頃思っている不満をぶちまける朝岡。
すると森林組合にいる人の声が百音には、聞こえてきます。
翔洋は、組合からは距離があるのでそんなはずはないと言いますが朝岡が、もうすぐ雨が降るので遠くの音が聞こえたのかもしれないと言います。
3人が山から戻った後すぐに、彼が言った通りの時間に雨が降り始め百音は驚き感心しました。
科学に基づいたものだからと謙遜し冷静な朝岡は、”天気を予測する力は本来の人間に備わった能力”だということを気象病というものがあることを交えながら説き、翔洋の花粉症までも言い当て驚かせました。
雨が降ってきたので夕方からの登米能を中止にして、連絡をかけなければと落ち込む翔洋にストップをかける百音。
急いで石ノ森章太郎の展示会にいる朝岡の元に向かいます。
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「この雨は、あと2時間でやんだりしませんか?」と朝岡に尋ねると、「ちゃんと調べてみましょう。」と答えが返ってきました。
カフェに戻ってさまざまな手段で調べてもらうと朝岡が、あと2時間でやむと予測したのでその言葉を信じ、百音たちは定例会を予定通り行うことに決めました。
その言葉通り、2時間後の午後4時。雨が上がりました。
みんな大喜びの中、百音は「すごいです。天気予報って未来がわかんですね。」と朝岡に告げる。朝岡は、山の方にもうひとつ面白いものが見えると百音に言いました。
山の上空にきれいな七色の虹がかかっていました。それを見た百音は、ワクワクしていました。
百音は、医師・菅波を定例会に誘いますが東京に帰る準備があるので能には行かないと断られます。
気まずい雰囲気のところ百音は、なぜ診療所に来ようと思ったのかと菅波に尋ねます。
「何かあるかもって思って来ているんです。」と答えると菅波はその場を去って行きました。
その後百音は、翔洋とサヤカもでている能を見に行き感動するのでした。
おかえりモネ第1週第5話 ネタバレあらすじ
いよいよ伝統ある『登米能』の定例会が始まりました。
百音は、サヤカの奏でる笛の音やふだんとは全く雰囲気の違う翔洋の姿に感動します。
定例会後、サヤカはヒバの木を切る決心をしたことを笑顔で百音に伝えそのあと、百音の祖父・龍己に百音の様子を電話で伝えます。
龍己は電話越しに聞こえてきた楽しそうな百音の笑い声に、驚き百音の過去をサヤカに話はじめるのでした。
音楽が好きで明るかった百音が高校に入った頃から急におとなしくなってしまって、卒業後に自分から「とにかくこの島を離れたい」と言ったんだと。
龍己の電話を近くで聞いていた父・耕治も神妙な面持ちでした。
翌日の日曜日早朝、朝岡が東京へ帰る日。朝岡の希望で、百音とサヤカは北上川に移流霧(いりゅうぎり)を見に出かけました。
霧の中から朝日がのぼる幻想的な風景に、心奪われる百音はふと気仙沼の冬の海の「けあらし」という風景を思い出してしまいます。
小さい頃からけあらしを見ることが大好きだった百音が「でもあの日・・・私・・・何もできなかった」と何かを思い出し涙ながら呟きました。
横で聞いていた朝岡は「いつか霧は晴れます」と一言だけ声をかけました。
百音はその後、父・耕治にずっと電話に出られなかったことを謝りたくて、「わたしは、ここにいます」とだけメールを送信。
まだ”島が嫌ではない”という気持ちは、伝えられずにいるけど百音の顔は少しスッキリしているよう感じられました。
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東京に帰る朝岡に、百音は山で見た彩雲の写真を見せます。
朝岡は、雲を見て前向きになれるのなら良いことが起きる前兆だと微笑み百音に10分後にまた彩雲が出ることを教えるのでした。
「もし、外れたら電話ください。またいつか。」と告げ百音に名刺を渡し、朝岡は東京へ戻っていった。
10分後。朝岡の言った通り、空に彩雲が見えました。
朝岡のことを魔法使いのように感じ、感激した百音は、一気に丘を駆け上がりました。
今ははっきりとは分からないけれど、ここにはきっと何かがあると百音は予感と少しだけ期待が湧いてきたのでした。
おかえりモネ第1週の感想と考察
「おかえりモネ」第1週のあらすじは、気仙沼・亀島で、生まれ育った主人公・百音がなにか思うところあって自分から島を離れ内陸の登米で下宿し森林組合で働きはじめます。
きっかけがあるとふと思い出す地元、気仙沼に本当は大好きなのが伝わってきました。
震災の日に地元を出ていて役に立てなかったんだという自責の念から家族とも少し距離があるように感じました。
そんなある日、テレビの人気気象キャスターがやってきて百音の前で、まるで魔法使いかのように天気を言い当て百音に”気象予報”という衝撃的な出会いを与えました。
その出会いが光を与えたことが、虹や彩雲をみて笑う百音の様子から伝わってきました。
百音とは、どこか距離があり接する際いつも緊張してしまう医師・菅波の存在。
「ここにはきっとなにかある」そう思っている共通項のある2人の距離がどうやって縮まっていくのかも気になるところですね。
おかえりモネ 第2週はどうなる!?
「おかえりモネ」第2週目(第6話~第10話)のタイトルは、「いのちを守る仕事です」。
第1週目第1話から森林組合の見習いとして働く百音が正式に職員として採用されることになります。
同僚から祝福されて喜ぶ百音の元に、父・耕治が実家へ連れ戻そうとやってきます。
久しぶりに父とゆっくり話をする百音だったが、林業を学びに来た小学生の体験学習に駆り出され森に行くことに。
はじめは天候に恵まれ順調に体験学習が進むが、天気が急変してしまい予期せぬ事態が起きてしまいます。
以上の「おかえりモネ」公式HPのあらすじ、第1週目のあらすじのネタバレから予測すると。
百音は天候のかわりやすい山で働く身であるからには、天気を知ることは、いのちを守ることに繋がると知るのではないのでしょうか。
また、予告映像などから百音の同級生が出てきたり、地元気仙沼の話にも場面は広がる模様。
天気を知る仕事=気象予報士=いのちを守る仕事です?
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